夢が叶わなかった春、それでも前を向いて‥長女の新たな一歩

卒業、入学、進級。

この春は、我が家にとって本当に変化の多い季節でした。

生活リズムもガラッと変わって、朝家を出る時間が早くなり、お弁当の数も増えて。

子どもたちも、新しい環境に慣れるまでの間はきっと気を張っていたと思います。そんな中で、少しでも安心して過ごせるようにと、私もずーっと気を配りながら過ごしてたような気がします。

私自身もこの数ヶ月は任務が山積みで、正直息をつく間もなかったなぁと思います。

そして、受験が終わった春。

きっとホッとできるはずだった。

長い闘いがやっと終わったー!!って解放されるはずだった。羽を伸ばしまくって春休みを満喫するはずだった。

でも現実は思っていた春とは少し違っていました。

行きたかった高校への夢は叶わず、合格発表の後の数週間は、親子でかなりしんどい時間を過ごしました。

落ち込む長女の姿を見るのはやはり辛くて切なくて、

その高校の制服を着ている子を見かけると、なんだか胸が苦しくて、

でもどうにも変えられない現実を受け入れていくしかなくて、

2、3日の間は寝ようと思うと涙が出てくる。

私が繊細さんだからなのかな。

本当に、ずっと志望校に入りたくて必死に頑張ってきた姿を見てきただけに、長女の気持ちを思うと、何ともやるせない気持ちになっていました。

あれからもうすぐ2ヶ月。

併願合格していた高校の入学式から1ヶ月半ほどが経ちました。

最初の頃は、気持ちが追いつかずに学校を休む日もあったけれど、

今は少しずつ学校にも慣れて、楽しい時間も増えてきているようで、本当に本当によかった。

先生方も熱心な感じだし、友達の層も落ち着いた子が多いみたいで、良い出逢いがたくさんあるといいな。

きっとこの学校にご縁があったんだと、ここに来て良かった!といつか思える日が来るといいな。

お金もたくさんかかるけど、長女が前を向いて頑張り出しているから、母さんも父さんも頑張るよ!

これからの高校生活、

長女が全力で楽しめますように!!

心からの願いを込めて。

最後に

子どもが頑張ってきた姿を知っているからこそ、結果が思うようにいかなかったとき、親としてどうにもしてやれない無力さを感じたり、切なさを感じることもあるのではと思います。

それでも少しずつ前を向いて歩き出す子どもの姿に、私たち親も元気と勇気をもらえる気がします。

今、同じように春のスタートがちょっと苦しかった方へ。

ゆっくりでいい、少しずつ、一歩ずつ前に進めますように。

きっと大丈夫!なるようになっていく、と大切なお子さんのことを一緒に信じて応援していきましょうね。

この経験があるからこそ、強くなり、人の痛みが分かる人になれると願って。

コメント

タイトルとURLをコピーしました